ちいさいひと|里親委託は一割の現実

ちいさいひとに見る里親委託の難しさ

児童相談所に保護される児童の内、
里親に委託される児童は全体の一割程度。

 

理由は様々ですが、
虐待を受けた子供は心理的に扱いづらかったり、
そもそも実の子供でないことから育てるのが難しくなってしまったり…

 

やはり、子供相手とはいえ他人と暮らし、
家族になるという事は難しそうです。

 

必ずでてくる問題、
今回のストーリーで出てきた向田夫妻、
高齢でありながらも佑都の過剰な行動に
しっかり向き合って優しく見守っている姿に、
感動しました。

 

その反面ここまで暴れる子どもと
向き合うのはすごく大変だと思います。

 

主人公も自身の経験から、
里親委託を強く進めていましたが、
この現状を目の当たりにして、

 

自分はかなり運が良かったんだと
気付くシーンもありました。

 

とは言っても愛情をしっかり
受けられる里親に出会って、
虐待で心を閉じてしまった子どもたちが、
安心して暮らせるように、
向田夫妻のような里親に
出会って欲しいものです。

 

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