虐待行為それは「魂の殺人」
虐待行為は子どもに自信を失わせてしまい、
虐待された子どもは誰も信用できなくなり、
いつも心の中に怒りや恨みの感情を、
抱くことになります。
そのため、
友達を含め周囲の人たちとの
信頼関係が保てず、
いつも身構えたり、
ちょっとしたことで興奮して、
暴力を振るうようになったり、
それとは逆に、
寂しさから誰にでもベタベタ
甘えたりするようになり、
他人との
「ちょうどいい距離感」
をつかめなくなっていきます。
それらは虐待によって、
起こりやすく親からほめられずに、
「なんてバカな子なんだ」
といった言葉をあびせられてきた
経験から自分に自信が持てない
性格に育つ要因でもあります。
だから虐待は、
「魂の殺人」
と呼ばれるほどされた子どもには
つらいことなのです。
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虐待の傷は体だけじゃなく心にも残る
トラウマ、PTSD(心の傷)
最近よく耳にする言葉ではないでしょうか?
殴る蹴るの身体的虐待や、
医療を受けさせない、
食事を与えないなどの
ネグレクト(育児放棄)
は体に傷を残す。
体の傷自体は治療で
ほとんど治すことができるが、
子どもにとってはそのあとが深刻です。
一番信頼できるはずの
親や保護者に傷つけられた
ショックは、
「心の傷」
として大きく残ることになります。
恐怖体験のことを
「トラウマ」
といい、
事故や災害、
犯罪被害などの1回だけの
トラウマ体験に比べ、
虐待は、
度重なる行為によるものが多いので、
心に深く傷を残します。
この傷のことを、
心的外傷後ストレス障害
PTSD
(ポスト・トラウマティック・ストレス・ディスオーダー)
といいます。
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ちいさいひと 青葉児童相談所物語